06卒業式での問題記事

卒業式での問題記事

これもまた番外編ですが。
2005年の毎日新聞にこういった記事が載りました。
都立高卒業式「日の丸・君が代強制」
不起立教員減ったが---
「スピーチ挨拶」は着席の生徒も
教職員の不起立は減ったが、中野区内の高校では、君が代の斉唱時には立っていた在校生たちが、校長スピーチ挨拶では集団で着席。先生の責任が問われないように君が代では立ったが、校長スピーチ挨拶には抗議の意志表明をしたという。新宿区では卒業 生が壇上から「これ以上、先生をいじめないでほしい」と求め、卒業生の答辞でも「強制や思想統制はおかしい」と訴えた。
 また半数以上の学校で卒業式当日「強制反対」のビラを保護者たちが配ったという。それに対し、校長が警察に通報するケースが続出、逮捕者まで出た。
と言うもの。
どうなんでしょう。私なんかは、その辺疎いのでそこまで固執して何になるの?
と疑問に思う記事でした。
この記事では無いですが、君が代を歌わなかった教師が辞めさせられたり、自殺者も出てますよね。
こういった思考の押しつけを嫌がる人はいる訳ですからこういった事の柔軟さが決める側には無いのでしょうか?
明らかな無駄死にですね。
?3月行事にもどる

02実例(参考に)

足利工業大学

これは当時の学長、吉田氏が卒業生に贈ったスピーチ挨拶です。
平成○○年度足利工業大学学位授与式に当り、学長として一言ご挨拶申しあげます。ご多忙中のところ本学卒業生のためにご臨席いただいたご来賓の方々に厚くお礼申し上げます。お子様方をここまではぐくまれ、ここに晴れの学位授与式を見ることのできた保護者の皆様には、心からお祝い申し上げます。肩の荷を下ろされたことと存じます。
 卒業生諸君、卒業おめでとうございます。諸君は本学において、4年の学部または2年の大学院修士課程を卒業あるいは修了し、本日晴れて学士(工学)または修士(工学)の学位を取得されました。ここまでやってこられたことに敬意を表します。私は諸君を誇りとします。
 工学部を卒業された諸君は、本学において、教養教育、専門基礎教育、及び専門工学教育を受けました。この教育によって、諸君には高校卒業だけでは得られない付加価値がついたはずです。大学院を終了された諸君は、大学院指導教員のもとで修士論文の研究に励み、見事論文審査に合格し、専門の学位を得ました。この間の精進は社会に出てから必ず役立つと思います。
 諸君は、本学で学んだことによって大きな成長を遂げました。本学で学び、本学を出たことに大きな自信を持ち、これを誇りとしてください。本学を出たことは諸君の将来において必ず役立ちます。
 諸君の多くは、これから実社会に出て、活躍することになります。今まで月謝を払って教えてもらっていた学生の身分から、これからは給料をもらって働くプロの立場になります。それなりの心構えが必要です。諸君に対しては、新しい社会に入ったときは、初心に返り、一から真剣に取りくむことをお薦めします。その社会で何が必要かは、その社会に入ったときに教えてくれます。しかし、自分でも考え、さらに信用できる先輩に聞いて必用なことを実行することが大切です。これによって、諸君はその社会での第一歩を着実に踏み出すことができます。
 会社は給料を払いますので、諸君を遊ばせて置いてはくれません。かなりきつい仕事が待っていると覚悟してください。しかしこれも考えようです。前向きに仕事に取り組んで、会社の期待以上の事をしてください。達成感を持つことができます。上司の信頼を得ることができます。大切に扱われます。
 教員と企業の方々との就職情報懇談会や学生諸君と企業との学内企業セミナーで企業の方方の話を伺う機会があります。「足利工業大学の卒業生は、素直でよく働く」と多くの方々が誉めてくださいます。諸君の先輩たちはよき実績を残してくれています。諸君は、自然体でも十分に社会に通用します。しかし、私は諸君によりよい活躍をしてもらいたいと思い、あえてアドバイスする次第です。
 私は「良き師良き友」という言葉が好きです。諸君は本学において何人かの良き友を得たことと思います。相手のために親身になって考えてくれる友人はそう多く出来るものではありません。こちらがそのように思って長く付き合って初めて出来る友人です。このような友人は一生の宝です。卒業すると仕事が忙しくなり、大学時代の友人とは一時疎遠となります。しかし、永い一生の中でこのような友情は必ず復活します。
 諸君は本学において良き師を得たでしょうか。修士論文や卒業論文の研究で親身になって世話をしてくださった先生には一生懐かしい気持ちを持ちます。そういう思いがあれば、研究室のOB会に積極的に参加して良き師良き友と旧交を温めてください。少人数の専門ゼミや教養ゼミについても同じようなことがいえると思います。
 学生時代もそうであったと思いますが、世の中では人との付き合いが大切です。積極的に人と話が出来るように心がけてください。人と協調して仕事をすることも大切です。本学の建学の理念は「和の精神」です。この精神を世の中で役立ててください。
 人から相手にしてもらうためには、教養を身に付けることも大切です。社会に出てからも教養を身につけるよう努力し、内からにじみ出る教養によって尊敬されるようになってください。
 また、長い人生において健康が大切です。どんなに忙しくても健康を損ねては何にもなりません。自分自身に合った健康法を実施して、充実した生涯を送ってください。
 最後になりますが、私の個人的な信条について触れさせていただきます。私は二宮金次郎という人の信奉者です。先生の残した「至誠・勤労・分度・推譲」や「積小為大」という教えを実行していきたいと思っています。卒業生の諸君にもお勧めしたい教えです。至誠とは、良き友に誠を尽くすことです。勤労とは、自分がよく働くことです。分度とは、得た収入の範囲内で生活することです。推譲とは、分度で蓄えたものを社会に還元・奉仕することです。積小為大は、小さいことを積み上げて大きな成果とすることです。以上、卒業生諸君に対する足利工業大学学長の餞の言葉といたします。卒業おめでとうございました。
参考までに・・・
足利工業大学HP
?3月行事にもどる